反キックバック法⑤ー罰則
反キックバック法に違反した場合の刑罰は、違反ごとに10万米国ドル以下の罰金、10年以下の懲役またはその併科が科される[1]。加えて民事制裁金として、違反ごとの$20,000に加え、連邦政府等が被った損害として、提供した製品やサービスの代金の3倍に相当する額の賠償責任が課される。更に反キックバック法の違反を理由として、連邦や州が運営するヘルスケアプログラムから排除(つまり医療保険の償還対象から医薬品等が除外)されることもあり、製薬会社や医療機器メーカーにとっては非常に大きな痛手となる[2]。